楽天モバイルが使える海外ローミング対応国一覧|対応エリアと海外利用の注意点

楽天モバイル海外対象国

楽天モバイルの海外ローミングサービスは、旅行や出張で海外に行く際に便利な通信手段ですが、どの国でどのように使えるのかを知っておくことは非常に重要です。本記事では、楽天モバイルが利用できる海外対応国の一覧と、各国でのサービス内容について詳しく解説します。また、国ごとの通信速度やカバレッジ、利用時の注意点も紹介しますので、これから海外で楽天モバイルを使おうと考えている方にとって必見の情報が詰まっています。次回の海外旅行やビジネス出張でのスムーズな通信環境を確保するために、ぜひ参考にしてください。

以下は、楽天モバイルの海外ローミングサービスが利用可能な国を、各地域ごとに記載した一覧です。特定の都市や地域に限定せず、国全体で利用できることを示しています。

目次

楽天モバイルの海外ローミングが使える対象国・エリアの一覧

世界地図

2024年現在、楽天モバイルの海外ローミングサービスは73カ国で利用可能です。以下は、楽天モバイルの海外ローミングサービスが利用可能な国と地域のリストです。

こちらが地域と国をまとめた表です:

地域
北米アメリカ(ハワイ), アメリカ本土, カナダ, グアム, サイパン
アジアインド, インドネシア, 韓国, カンボジア, シンガポール, タイ, 台湾, 中国, フィリピン, ベトナム, 香港, マカオ, マレーシア, ミャンマー
ヨーロッパアイスランド, アイルランド, アンドラ, イギリス, イタリア, ウクライナ, エストニア, オーストリア, オランダ, キプロス, ギリシャ, クロアチア, ジブラルタル, スイス, スウェーデン, スペイン, スロバキア, スロベニア, チェコ共和国, デンマーク, ドイツ, トルコ, ノルウェー, ハンガリー, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベルギー, ポーランド, ポルトガル, マルタ, リトアニア, リヒテンシュタイン, ルーマニア, ルクセンブルク, ロシア
オセアニアオーストラリア, ニュージーランド
中東アラブ首長国連邦, カタール, クウェート, サウジアラビア, フランス領ギアナ, ヨルダン
中南米グアドループ, ブラジル, ペルー, マルティニーク, メキシコ
アフリカエジプト, 南アフリカ, モロッコ, レユニオン

変更する可能性もありますので、楽天モバイルが使える国で渡航する前に必ず確認してください。

主要国での通信速度比較

楽天モバイル

ここでは楽天モバイルの海外ローミングサービスにおける各国でのサービス内容と通信速度について説明します。

主要国での通信速度比較

楽天モバイルの海外ローミングは、提携キャリアのネットワークを利用するため、各国での通信速度は現地の通信インフラに依存します。

アメリカ

アメリカの都市部では、5Gネットワークが広く展開されており、非常に高速な通信速度が期待できます。ニューヨークやロサンゼルスでは、5G通信が数百Mbpsに達することもあります。地方部では4G LTEが主流で、10-50Mbpsの速度が得られることが多いです。

ヨーロッパ(イギリスやフランス)

イギリスやフランスなどでは、都市部で5Gネットワークの展開が進んでおり、100Mbps以上の速度が一般的です。4G LTEも非常に普及しており、都市部での通信速度は50-100Mbpsが期待できます。

アジア(韓国、シンガポールなど)

韓国やシンガポールでは、5Gが利用でき、都市部では非常に高速な通信が可能です。韓国のソウルや釜山では、5Gで1Gbps以上の速度が報告されています。4G LTEも非常に安定しており、数十Mbpsの速度が期待できます。

南米(ブラジル、メキシコなど)

南米の主要都市では、4G LTEが利用できますが、通信速度は国によって異なります。ブラジルやメキシコの都市部では、10-50Mbpsの速度が一般的です。地方部では3Gネットワークに依存することが多く、通信速度が大幅に低下する場合があります。

オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)

オーストラリアとニュージーランドでは、都市部で5Gと4G LTEが利用可能です。シドニーやメルボルンでは、5G通信が広がっており、100Mbps以上の速度が期待できます。

アフリカ(南アフリカ、エジプトなど)

アフリカでは、都市部で4G LTEが利用できるものの、地方部では3Gや2Gに依存することがあります。南アフリカの都市部では、10-30Mbpsの通信速度が得られることが多いですが、農村部では通信が不安定になる場合があります。

中東(アラブ首長国連邦、サウジアラビアなど)

中東の主要国では、都市部で4Gおよび5Gネットワークが利用可能です。例えば、アラブ首長国連邦のドバイやサウジアラビアのリヤドでは、5Gネットワークが急速に拡大しており、100Mbps以上の通信速度が期待できます。地方部では4Gが主流ですが、カバレッジが限定的な地域もあります。

エリアによるカバレッジの違い

  • 都市部 vs. 地方部: 多くの国で、都市部では5Gや4Gネットワークが広くカバーされていますが、地方部ではカバレッジが限られることが多いです。アメリカやヨーロッパの都市部では安定した5Gや4G通信が利用できますが、地方部では3Gに切り替わることもあります。
  • 主要観光地 vs. その他のエリア: 観光地では通信キャリアがインフラを強化しているため、安定した通信が期待できます。パリ、ローマ、シンガポールなどの観光都市では、通信速度もカバレッジも良好です。一方で、観光地から離れた地方や田舎では、通信速度が低下し、カバレッジも限定的になることがあります。
  • 発展途上国 vs. 先進国: 発展途上国では、通信インフラが整っていない地域が多く、都市部でも4G LTEのカバレッジが安定していない場合があります。先進国では、都市部と地方部の格差が小さく、広範囲で安定した通信が可能です。

楽天モバイルの海外ローミングサービスは、現地の通信インフラに依存しており、通信速度やカバレッジは国や地域によって異なります。都市部では高速で安定した通信が期待できますが、地方部や発展途上国では通信環境が不安定になることが多いため、事前に現地の通信状況を確認し、必要に応じてWi-Fiや追加SIMカードを利用することを検討すると良いでしょう。

また、通信設定も正しく行わないと、思わぬトラブルや高額な請求が発生する可能性があります。以下では、海外ローミングの利用制限や特記事項、通信設定の注意点について解説します。

詳しくはこちら>>>楽天モバイル

楽天モバイルの海外利用の注意点

楽天モバイルの海外利用の注意

通信速度や制限

  • 低速制限:楽天モバイルの海外ローミングでは、データ使用量が一定量を超えると、通信速度が制限される場合があります。通常、2GBまでは高速通信が可能ですが、超過後は最大128kbpsの低速通信に切り替わります。これにより、動画ストリーミングや大容量ファイルのダウンロードには影響が出る可能性があります。
  • 対応キャリアの違い: 各国でのローミングサービスは、現地の提携キャリアのインフラに依存します。そのため、通信品質やカバレッジは国や地域によって異なり、提携キャリアが限られている地域では、通信が不安定になる可能性があります。

ローミング対象外エリア

  • 楽天モバイルのローミングサービスは、すべての国で利用できるわけではありません。また、国によっては特定の地域や島嶼部ではローミングが対応していない場合もあります。渡航前に公式サイトで対象エリアを確認しておくことが重要です。

現地の法規制や通信規制

  • 中国などの一部の国では、特定のウェブサイトやアプリが政府によって規制されている場合があります。このような場合、VPNを使用する必要があるかもしれませんが、VPN自体が規制されていることもあります。現地の通信規制について事前に確認し、必要な準備をしておくことが推奨されます。

詳しくはこちら>>>楽天モバイル

通信設定の注意点

データローミングの設定

海外でデータ通信を利用するためには、スマートフォンの「データローミング」設定をオンにする必要があります。これを忘れてしまうと、現地のネットワークに接続できず、データ通信が利用できなくなる可能性があります。設定は「設定」メニューから「モバイルデータ」または「モバイルネットワーク」の項目で確認できます。

自動ネットワーク選択

楽天モバイルのローミングは、現地の提携キャリアと接続するため、スマートフォンのネットワーク設定を「自動」にしておくことが推奨されます。手動で設定した場合、最適なキャリアに接続できず、通信トラブルが発生する可能性があります。

モバイルデータの節約

海外でのデータ使用量を抑えるためには、不要なアプリのバックグラウンドデータの使用を制限することが有効です。特に、位置情報サービスやクラウドバックアップ機能など、データを大量に消費するアプリは、オフにしておくことをお勧めします。また、現地のWi-Fiネットワークを積極的に利用することで、モバイルデータの消費を抑えることができます。

バッテリー消費

海外ローミング中は、スマートフォンが常に最適なネットワークを探し続けるため、通常よりもバッテリーの消耗が激しくなります。バッテリー節約モードを活用したり、モバイルバッテリーを持参することをお勧めします。

帰国後の設定リセット

日本に戻った際は、再び国内キャリアのネットワークに接続するために、ローミング設定をオフにすることを忘れないようにしましょう。また、楽天モバイルの公式アプリ「my 楽天モバイル」でデータ使用量や請求額を確認し、不要な通信が行われていないか確認することも重要です。


これらのポイントを押さえることで、海外ローミングをスムーズかつ安全に利用し、予期しないトラブルを避けることができます。渡航前には必ず最新のローミング対応エリアや現地の通信状況を確認し、適切な準備を行いましょう。

詳しくはこちら>>>楽天モバイル


利用者の声:各国での実際の使用感

楽天モバイル口コミ

アメリカ

アメリカの主要都市では、楽天モバイルのローミングが概ね安定しており、4G通信の速度にも満足している利用者が多いです。特にニューヨークやロサンゼルスなどでは、通信速度が速く、旅行者や出張者にとって便利です。しかし、地方や田舎の地域では接続が不安定になることがあり、長距離移動の際には注意が必要です。

ヨーロッパ

ヨーロッパ各国では、都市部でのローミングサービスは非常に良好です。特にフランスやドイツでは、安定した高速通信が利用でき、旅行者から高い評価を受けています。ただし、一部の地方では通信速度が低下することがあり、観光地以外では注意が必要です。

ヨーロッパでの実際の体験談です。こちらも参考に。

トルコでの実際の体験談です。

アジア

韓国やシンガポールでは、楽天モバイルのローミングが非常にスムーズで、都市部での利用に問題はほとんどありません。韓国では、提携キャリアが強力なため、旅行者やビジネスユーザーから高い評価を受けています。ただし、中国などの一部の国では、インターネット規制があるため、VPNの利用が必要になる場合があります。

韓国での実際に使ってみました。以下をご覧ください。

南米

南米の主要都市(例:ブラジル、メキシコ)での利用は概ね良好です。しかし、地方部では通信速度が大幅に低下することが多く、観光地以外のエリアではカバレッジが限られているため、現地SIMカードとの併用が推奨されることがあります。

オセアニア

オーストラリアやニュージーランドでは、都市部でのローミングが非常に良好です。シドニーやメルボルンなどの主要都市では、楽天モバイルの提携キャリアによる安定した通信が利用できるため、旅行者やビジネスユーザーに好評です。ただし、オーストラリアの内陸部や田舎の地域ではカバレッジが限定されることがあり、通信速度も低下する場合があります。

中東

アラブ首長国連邦(ドバイ)やサウジアラビアなどの中東の国々では、都市部でのローミングが非常に安定しており、4Gや5Gの高速通信が利用可能です。観光客やビジネスユーザーにとって、現地のキャリアに簡単に接続できる点が高く評価されています。一方で、砂漠地帯や都市部から離れた地方では、通信が不安定になることがあります。

アフリカ

南アフリカやエジプトの都市部では、楽天モバイルのローミングサービスが安定しており、特にケープタウンやカイロなどの主要都市での利用に問題は少ないです。ただし、アフリカ全体では、都市部を離れると通信インフラが弱く、カバレッジが限定されることが多いです。

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以下に私が実際に楽天モバイルを海外で使った体験談をまとめました。


評判の良いエリアと改善が必要なエリア

評判の良いエリア

都市部全般:楽天モバイルの海外ローミングは、ニューヨーク、パリ、ソウル、シドニー、ドバイなど、世界の主要都市で非常に高く評価されています。特に観光客やビジネスユーザーにとって、安定した通信が重要視されています。

観光地: パリ、バルセロナ、シンガポールなどの観光都市では、広範なカバレッジと高速通信が提供されており、利用者からのフィードバックも良好です。

改善が必要なエリア

地方部・山岳地域: アメリカ、南米、オーストラリアの地方部や山岳地域では、楽天モバイルのローミングサービスが不安定になりやすく、通信速度も遅くなることが多いです。こうしたエリアでは、Wi-Fiスポットを活用するか、現地のプリペイドSIMを併用することが推奨されています。

発展途上国: インフラが整っていない一部の発展途上国では、カバレッジが限られているため、安定した通信が確保できない場合があります。アフリカや一部の中東地域などでは、都市部以外のエリアで通信の改善が求められています。


楽天モバイルのローミングサービスは、全体的には都市部での利用に強みがありますが、地方や通信インフラが整っていない地域では改善の余地があります。渡航先に応じて、事前に通信環境を確認し、必要に応じて補助的な手段を準備することが重要です。

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楽天モバイルの海外ローミングサービスを利用する際に、トラブルを回避するためのヒントとサポート情報について説明します。これにより、旅行中や出張中でもスムーズに通信を利用できるようになります。

トラブルシューティングガイド

接続できない場合

  • 原因: 通信設定の不備、ローミングの設定がオフになっている、現地のキャリアに自動接続できていない、などが原因で接続できないことがあります。
  • 解決方法:
    1. スマートフォンの設定で「データローミング」がオンになっていることを確認します。
    2. ネットワーク選択を「自動」に設定し、現地の提携キャリアに接続できるようにします。
    3. 必要に応じて、端末を再起動して接続をリセットします。
    4. 依然として接続できない場合、楽天モバイルの「my 楽天モバイル」アプリでローミング設定を確認します。

低速通信に切り替わる場合

  • 原因: 楽天モバイルのローミングプランでは、通常、月間2GBの高速データ通信が提供されていますが、これを超えると低速通信(最大128kbps)に切り替わるため、速度が遅く感じることがあります。
  • 解決方法:
    1. 高速データ通信が必要な場合は、データチャージを行うことで追加の高速通信を利用できます。1GBごとに追加で料金がかかりますが、これにより速度制限を解除できます。
    2. Wi-Fiスポットを積極的に活用することで、データの消費を抑えることも効果的です。

現地での通信が不安定な場合

  • 原因: 地方部や山岳地域など、通信インフラが弱いエリアでは、通信が不安定になることがあります。
  • 解決方法:
    1. 都市部やWi-Fiが利用できるエリアに移動して接続を試みます。
    2. 必要に応じて、現地のプリペイドSIMカードを併用することを検討します。

インターネット規制に関する問題

  • 原因: 中国などの国では、特定のウェブサイトやアプリが規制されているため、アクセスできないことがあります。
  • 解決方法:
    1. VPNサービスを利用して、規制されているウェブサイトやアプリにアクセスすることができます。ただし、一部の国ではVPNの利用自体が規制されていることがあるため、注意が必要です。
    2. 渡航前に、利用可能なVPNサービスを確認しておくことをお勧めします。

楽天モバイルのサポートを活用する方法

「my 楽天モバイル」アプリの活用

楽天モバイルの公式アプリ「my 楽天モバイル」では、ローミング設定の確認やデータ使用量の管理ができます。海外での通信トラブルが発生した場合も、アプリからサポート情報にアクセスできるため、問題解決がスムーズになります。また、データチャージの購入や通信プランの変更もアプリから簡単に行うことが可能です。

カスタマーサポートへの問い合わせ

海外でのトラブル時には、楽天モバイルのカスタマーサポートに問い合わせることができます。公式ウェブサイトやアプリ内のチャット機能を利用して、リアルタイムでサポートを受けることが可能です。また、緊急時には国際電話でのサポートも提供されています。

公式ウェブサイトのFAQページ

楽天モバイルの公式ウェブサイトには、海外ローミングに関するFAQページがあり、よくある質問やトラブルの解決方法が掲載されています。渡航前にFAQを確認しておくことで、事前にトラブルを回避するための知識を身につけることができます。

SNSやコミュニティの活用

楽天モバイルの公式SNSやユーザーコミュニティでは、他の利用者からのフィードバックやトラブルシューティングの情報が共有されています。これらを活用することで、同じ問題を経験したユーザーからの助言を得ることができる場合があります。


これらのトラブル回避のヒントとサポート情報を活用することで、楽天モバイルの海外ローミングをスムーズに利用し、通信トラブルを最小限に抑えることができます。

おわりに

楽天モバイルの海外ローミングサービスは、旅行者や出張者にとって非常に便利な通信手段ですが、国や地域によって通信環境に違いがあります。本記事で紹介したように、各国での通信体験やトラブルシューティングに関する情報を事前に把握しておくことで、スムーズな利用が可能になります。特に、都市部では高品質な通信が期待できますが、地方や発展途上国では通信インフラの整備状況に応じて対応が必要です。

海外での通信トラブルを回避するためには、「my 楽天モバイル」アプリの活用や、現地の状況に応じた対応策を準備することが重要です。楽天モバイルのサポートを積極的に利用し、快適な海外ローミングを楽しんでください。

海外ローミングについてもっと詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。

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